人生初のヒッチハイク~東京から名古屋編~

こんにちは、ふくおです!

先日、東京から大阪まで人生初のヒッチハイクを経験しました!

ヒッチハイクをすると、人の温かさを知るという話はよく聞いたことがありますが、実際経験してみて本当にそうだなと思いました。多くの人たちに助けられたそんな旅の一部始終をまとめていきます。

 

神奈川の日吉にある友達の家にて9時半に起床(この時点で予定より1時間半ほど遅れている笑)、10時半ごろに日吉駅の近くにある100円ショップでスケッチブック(のようなもの)を購入し、ヒッチハイクの聖地」と呼ばれる用賀を目指しました。

 

11時半、ヒッチハイカーのブログに度々登場する用賀のマクドナルドに到着!

腹ごしらえがてら作戦を考え、12時本格的にヒッチハイクをスタートしました。

 

まず、他のブログでおススメされていたマクドから南下したところにあるローソン前に移動して、さあボードを掲げよう、旅の始まりやと思っていたのですが、、、

土曜日ということもあり、目の前の道路は車で溢れ、

それを目の当たりにしたとき、

 

「あかん、恥ずい。これは無理や、、、」

っていう感情が沸き上がってきて、

結局、道路脇に立つもボードを掲げることができず、一度路地裏に隠れては息を整え、自分を律し、行けると思い道路脇に挑んではまたビビり、というのを繰り返し、1時間強が経過しました。

 

この時間は本当に情けなく、つくづくヒッチハイクをする人ってすごいなぁと自分には到底無理やぁとイジケていました。

もう諦めて夜行バスで帰ろうと、バスの予約をしてマクドに戻りました。

ただ、ここで諦めたら絶対後悔するということはわかっていたので、マクドの前に着いた時に、ヒッチハイクに挑んだことがあるという経験だけでもを将来語りたいと思い、5分だけでもいいからボードを掲げるという決意をしました。

そして、用賀に到着してから2時間後、ようやく人生初のボードを掲げました。

 

でも、案外やってみると先ほど感じたような恥ずかしさはほとんどなく、目の前を通るドライバーたちと目が合っていく中で、逆に絶対成功させたいという思いが強くなり、自然と楽しくなり、笑顔も出せるようになりました。

なんなら、一人でも多くの人に自分のことを見てもらって、「今日ヒッチハイクしている人を見かけたよ~」という話のネタにしてほしいと思えるほどでした笑

 

そんな楽しさとは反面、僕のほうを見て興味を示してくれるドライバーは少なからずいるものの、止まってくれる人は見つからないまま1時間が経過。

マクドの警備員のおじさんにヒッチハイクのコツを聞いてみたところ、「結局は運だからねぇ、それに台風が近づいてきてるし、こんな時間からなら厳しいんじゃない?」と言われ、意気消沈。台風に怒りを覚え始めたまさにその1分後、

でかいトラックがカーブを曲がってきて、うわあこの車でかいなぁ~と見上げていると、僕の目の前で停車。

え、え、、もしかして、、

運転席を見るとおっちゃんが横の座席を指さしていた

来た~~!!ついに~~!!

感動もさることながら急いでトラックに乗り込み、全力の感謝

 

仕事で神奈川まで行く用があるから、その途中の海老名SAまで乗せていってくれるということ

僕の喜びは収まることを知らないまま、高速に入り、爆走

その運転手のおっちゃんはこれまで100人以上はヒッチハイカーを乗せたことがあるらしく、息子さんの仕事の話や役所に対する不満や愚痴などであっという間に時間が過ぎました。

他のブログを呼んで僕が用意してきた、「今まで旅行に行った場所で一番良かった場所はどこですか?」という質問には「オーストラリアのパース」という答えをいただきました。パースにて車のレースに出場したことがあるらしく、またそこでやった趣味のサーフィンが忘れられないとのことでした。

f:id:unknowimo:20180802135406j:image

海老名で別れを告げ、僕は短距離とはいえ、ヒッチハイクを成功させることができたことに対して非常に満足していました。もうここで終わって海老名から夜行バスで帰ってもいいかなと思ったほどでした(先ほど取った夜行バスが運良く海老名SAからの乗車も可能ということで)。

 

しかし、この旅がそんなに簡単に終わるはずもなく、

台風の脅威が強まっていく中、

海老名SAにある世界一売れているメロンパンを買うかどうか悩んでいる中、

僕のスマホに悲しいお知らせが届きました。

「夜行バス、全便運休のお知らせ この度の台風により、、、」

完全に退路を断たれました笑

電車も運転を見合わせているようで、明日の朝までに帰るためには新幹線かヒッチハイクの2択しかないという状況。

 

これはもうやるしかない!

逆に燃えてきた

そして土砂降りの雨の中、名古屋方面のボードを掲げ、通り行く人全員に声をかけてやろうかと考えていたわずか20秒後、最初に目が合ったおじさんに「名古屋まで行きたいんですけど、、」と伝えるとあっさり快諾。

名古屋に帰る途中だという同級生のおじさんとおねえさんに乗せていただけることになりました。

台風が迫ってくる中、今回も爆走、いや今回はガチの爆走

googleが海老名から名古屋まで5時間弱と示す中、なんと3時間強で着きました笑

お二人の「良かった旅行先」はベトナムのダナンというところで、僕もそこに行ったことがあったのでその話で盛り上がりました。

そして、名古屋にある岡崎SAにて、本当に人の優しさを感じました。

「名古屋といえば、矢場とん味噌カツですね~」と言っていた僕に対して、まさにその矢場とん味噌カツ丼をおごってくださいました。しかも1200円!高っ!!

f:id:unknowimo:20180802135328j:image

 

この時食べた味噌カツの味を僕は忘れることはないでしょう。

 

その次の刈谷ハイウェイオアシス(SA)にて別れを告げ、ここから大阪行きの車を探すことに

f:id:unknowimo:20180802135424j:image

しかし、時刻は夜8時前

迫りくる台風と夜の暗さにおびえながら、旅は続くのでした。

続きは後編で、、

では、また。